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のっぺら坊の「小樽へ行け」が頭から離れない

Netflixで配信始まってその日のうちに見てしまった「実写カムイ」

この映画楽しいんだよなーと思い返しながらまずは一通り流して見ました。内容自体は盛大なPVって感じなんだけどゴールデンカムイの設定が大好きだからいいんだよ。歴史ifが好物って話はまた別の機会にするとして今回は実写版の感想をざざっとまとめとこうと思います。

こんなに何回も同じ映画を映画館に足を運んで見たことなかった。公開終了からちょっと時間は経ってるけどいつだって新鮮な気持ちで語れるよ。お団子でも食べながらゆっくり聞いてほしいです!

自分的に実写として大変気に入っているシーンは2つ。1つ目は戦争シーンが終わって雪原を歩く杉元のところ。最初の「わあああ」って言いながら突っ込んでく時の声は本当に辛い。実写だからこその真実味というか生身の感じがして苦しい。

戦争のシーンが終わって静かな雪の真っ白な画面にひとりぼっちのサイチ。涙。テレビの画面じゃサイズも音量も足りないんだけど本当に景色の圧を音楽が押しててぐあーとなる。配信版BGMの音量小さくない?テレビのせい?秋のドラマ版に向けてテレビ新調したほうがいいかな?と友人に言ったらオリンピックじゃないんだから…と呆れられてしまった。

もう1つのお気に入りシーンはアシㇼパさんの登場のところ。ここもまた音楽が感情を引っ張っていくんだけど「これが二人の運命の出会いってわけね」「杉元はひとりぼっちじゃないね」となってしまい涙出る。素直に綺麗なものを見た、という気持ちになるしそれは杉元の心情と重なるんじゃないのかなーと思ってみたり。こりゃ救われちゃうよねと同感しちゃう。この辺りだとまだアシㇼパさんに殺すな!って念押しされてる感が強くてこれが白石の言うギラギラしてる杉元かあと思い出したりもしました。あの白石のセリフ大好き…戦争帰りの“杉元は否定したい“杉元を肯定してくれてるからね。(突然アニメ4期6話の最高スペシャルエンディングの話しちゃった。)

あと役者さんが大人だからアシㇼパさんが子どもだから純粋!綺麗!ってことじゃなくてシンプルに生き方としての美しさを受け取れるのも良かった。本当言うとアシㇼパさんは綺麗だけどそれだけじゃないぞって所がこの後ちゃんと描かれているから安心して摂取できるって感じなんだけど一旦そこは記憶を消して楽しもうという。とにかくアシㇼパさんの登場シーンが素敵で大変満足です。

お気に入りシーンがどっちも前半なんですが後半はテンポよくずっと楽しいってことなので!また思い立ったらブログに残そうと思います。ハイローのオタクと見に行った時にヤンキーと師団の撮り方が一緒って言ってたのおもろかったな。

目下気になるのは鯉登少尉と江渡貝くんのキャストだなー!早く続報が欲しいけど、きっと速攻で秋になるからこのワクワクは今のうちにたっぷり味わっておこう。そして折角だから今年は小樽に遊びに行きたいな。